成年後見人制度
認知症高齢者、知的障がい・精神障がいなどにより判断能力が低下した人の財産管理や身上監護などを支援する制度です。
- 財産管理 預貯金の管理や不動産の処分、遺産分割など財産に関する契約などの助言や支援
- 身上監護 介護・福祉サービスの利用や、医療・福祉施設への入退所の手続きや費用の支払いなど、日常生活に関する契約 などの支援
手続きの方法
①申し立て
地域を管轄する家庭裁判所で申し立てができます。申立てできる人は、本人・配偶者・四新等内の親族等です。本人に身寄りがない場合などは、市町村町が申立てを行うことができます。なお、申立てに必要なものとして、申立書・戸籍謄本・住民票・診断書などがあります。
②援助者の選任
家庭裁判所にて本人の判断能力の程度などを鑑定し、ふさわしい援助者を選任し、援助の内容を確定します。また、援助者を監督する監督者が選任されることがあります。
福祉サービス利用援助事業「あんしんサポートねっと」
物忘れなどのある高齢者、知的障がい・精神障がいなどのある方が、安心して生活を送れるように、福祉サービスの利用手続きや、日常的な金銭管理などをお手伝いします。(居宅で生活している型に限らず、施設や病院などを利用している方も対象となります)
- 福祉サービス利用援助 福祉サービスの利用のお手伝いをします。
- 日常生活上の手続き援助 日常の暮らしに必要な事務手続きをお手伝いします。
- 日常的金銭管理 日常の暮らしに必要なお金の出し入れをお手伝いします。
- 書類等預かりサービス 大切な書類などをお預かりします。
ご相談や支援計画の作成は無料です。
契約後の「生活支援員」によるお手伝いは料金がかかります。
相談・お問い合わせ
小鹿野町社会福祉協議会(月~金 午前8時30分~午後5時15分)
TEL 75-4181
人権相談
毎日の生活の中で、「これは人権問題ではないだろうか?」、「法律上どのようになるのだろうか。」と思い悩むことはありませんか?また、高齢の方や障がいを持った方に対するいじめや嫌がらせ、虐待について相談できずに困っていませんか?安心して暮らすことができるように、人権問題の相談に応じています。